装置の足場板、安全柵、梯子、
生産設備の安全を守っています。
標準化された部品で思うままのサイズが製作可能です。
アルミ構造安全設備
現場の声をもとに〜標準化秘話〜
- 工場によって違うサイズの違う足場板。
作業者の安全を守る大切な部分ですが、構造物としては単純な作りでした。
搬送ラインと一緒に納入させていただいていましたが、これがなかなかの曲者でした。 - 当初はパイプを曲げて作っていました。
ところがこれが意外と洗浄梱包作業者泣かせです。
曲がった構造材を洗浄、乾燥するのはなかなか骨の折れる作業です。
直線のフレーム材で作りたいところですが、
体重がかかっても耐えられる作りにしないと安全柵の意味がありません。 - そしてもう一つ組み立て作業者泣かせのポイントがありました。
逆Uの字になった先端の部分をボルトで止めていくのですが、
強度を考えると止める先のブラケットは溶接の必要がありました。
溶接部分は精巧に仕上げてもそれぞれの部品で差が出る。
組み立ては微調整を重ねながらする時間のかかる作業でした。 - 溶接止めがボルト止めに、さらに美しく、安全性を上げるため、
現在の形まで幾度も改良が重ねられました。 - 手すり部も強度と美しさを保ったまま、
直線材料が使えるようにジョイントが開発されました。
現場の小さな声を拾い続けたことで
今では標準化商品としてお届けすることができるようになりました。